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メールマガジンバックナンバー

メールマガジン、大リニューアルして復活!≪京都 逸品案内人≫ (2003-09-18 18:57:22)

     
  =京都のええもん、お届けします=
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2003/09/18 ━━
 ≪京都 逸品案内人≫
     

   \(^O^) メールマガジン、大リニューアルして復活!(^O^)/
  

      【京の逸品 老舗モール】 http://www.shinise.ne.jp/
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  ……<目次>…………………………………………………………………

   1.はじめましてのご挨拶
   2.老舗クローズアップ更新 ☆カラー印刷の生みの親とは・・・? 
   3.京のお知らせ
   4.「マルタの女」
   5.あとがき =スタッフ紹介=

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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 
 1.はじめましてのご挨拶 
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                              By テラシマアヤ


 季節は、秋。そう、秋ですね。
 季節の移り目、何かが変わりそうなヨ・カ・ン。

 (……いや、この後が面白くなりますので、最後までお付き合いください。)


   \(^O^) お待たせしました!メールマガジンも変わります。(^O^)/
            心機一転リニューアル!!


 わたくし老舗モールスタッフ テラシマアヤ(大阪人)と、ニシムラチエ(京女)
 そしてもうお一方、「老舗モール評論家」の“丸太町子先生”が、
 皆様を素敵な逸品の世界にご案内いたします。

   

 「ん?ニシムラ?」とこれまでご愛読いただいておりました方は、
 お気づきかもしれませんが、またもや別の「ニシムラ」が事務局で
 活躍しております。

 初代: 「ニシムラ」です、これまでお世話になりました。
 二代目:「ニシムラ」です、これからよろしくお願い致します。
 と、ご挨拶にお伺いして、老舗のご主人方に混乱をきたしてしまいました。

 
 このように、怒涛のように始まったNew老舗モール。
 これからも、どうぞよろしくお願い申し上げます。
  
 
 新メールマガジン、最後までお楽しみくださいませ。

……………………………………………………………………………………………………

 ●◎祝!阪神優勝。◎●  テラシマ個人的賛美。

 18年の時を経て、夢、実現。
 同じくらいの年月を経て、こちらは味、深まっております。
 
 **待ちに待った!祝杯に。 山本本家の「古酒20年」**

 http://www.shinise.ne.jp/options/shinise/pa_goods.asp?temp_id=349



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2. 老舗クローズアップ更新 ☆ カラー印刷の生みの親とは…?    
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                             By ニシムラチエ



【老舗モールのメインコンテンツ「老舗クローズアップ」 更新しました! 】
http://www.shinise.ne.jp/CU/unsodo.html



近年、デジタル化が進み、カラーコピーやプリンターの出現で
誰でも簡単にカラー印刷ができるようになりましたね。

 今この時代に、手間とコストを惜しまず、
 「手摺木版画による出版」にこだわり続けるお店があります。


  それがこちら、版元「芸艸堂」(うんそうどう)
   http://www.shinise.ne.jp/unsodo/


 そもそもカラー印刷の技術が発明されたのは、
 「日本」が初めてだということをご存知でしょうか?
 日本の浮世絵木版画が世界初のカラー印刷物だったのです!

 その木版画による出版を行っているのが、日本でも唯一ここ芸艸堂さんだけ。
 手摺木版画でしか表せない美しさや味わいとはどんなところにあるのでしょう?
 今回は木版画の魅力について、ご主人にお話を伺いました!

     ↓↓↓ 詳しくはコチラ ↓↓↓
   http://www.shinise.ne.jp/CU/unsodo.html 


 木版画で本を出版するためには、膨大な数の版木が必要です。

 版元である芸艸堂さんでは、その版木を蔵で大切に保管されています。
 そこで取材終了後、特別に店奥にある版木蔵をのぞかせていただきました。

 ~おじゃましま~す!~

 木造二階建のどっしりと重厚感ただよう蔵。
 中に入って、思わず一言。
 「す、すごすぎる~!」


 そこには、びっしりと積み上げられた古版木の山、山、山…。
 その数は数万枚にもおよぶそうです。

 中には江戸の人気作家・葛飾北斎の「北斎漫画」や「芭蕉翁絵詞伝」などの
 貴重な版木も眠っているのだとか。

   
    ↓葛飾北斎の「北斎漫画」は老舗モールでも販売しています↓
   http://www.shinise.ne.jp/options/shinise/pa_goods.asp?temp_id=26


 版木を一枚一枚包んだ新聞紙からも、芸艸堂さんの歴史を感じることができます。
 ふと手にした新聞紙の日付は、何と明治32年!
 まるでタイムスリップしたかのような錯覚さえ覚えてしまうほど、
 蔵では時が止まったまま古版木たちが静かに眠っているのです。


 時間短縮、コスト削減が叫ばれる今のご時世、
 たとえ手間とコストがかかっても、
 お金じゃ替えられない価値がここにはある。
 時代に流されて本当に大切ものを見失ってはいけないなとしみじみと思いました。



 ■ 取材協力:版元 芸艸堂 http://www.shinise.ne.jp/unsodo/


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 季節は、秋。そう、萩ですね。
 お部屋に秋のさわやかな彩を運びます。光あふれるリビングにあったらええなあ。

 **芸艸堂の、花版画「萩」**

 http://www.shinise.ne.jp/options/shinise/pa_goods.asp?temp_id=1181

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 3.京のお知らせ
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 ■神坂雪佳の展覧会 開催中!!!

   【琳派の継承・近代デザインの先駆者「神坂雪佳」展覧会】
      開催期間:2003年8月30日(土)~10月13日(月)
      場 所 :京都国立近代美術館
      アクセス:市バス「京都会館・美術館前」
           地下鉄東西線「東山駅」1番出口北へ徒歩約8分

   老舗クローズアップでも取り上げている神坂雪佳の展覧会。
  
 ▼ 会場にも出展中の、神坂雪佳の作品は、コチラ。▼

 「八ツ橋図」
 http://www.shinise.ne.jp/options/shinise/pa_goods.asp?temp_id=1560&shp=34
 「白鷺図」
 http://www.shinise.ne.jp/options/shinise/pa_goods.asp?temp_id=2234&shp=34


 ■二条城 築城400年祭

二条城の築城400年を記念して、二条城では、9月13日~11月16日までコンサート
  や展覧会、未公開文化財の特別公開など、特別なイベントが目白押しです。

  中でも、清流園周辺では、飲食や京の伝統工芸品を中心とした物販などが展開
  され、江戸時代の活気あふれる京の「市」を再現。
  
  9月29日(月)~10月5日(日)には、老舗モールに出店されている料亭、
山ばな平八茶屋 http://www.shinise.ne.jp/heihachi のお弁当が販売されます。

  そのほか、半兵衛麸 http://www.shinise.ne.jp/hanbey や
  山田松香木店 http://www.shinise.ne.jp/ymc も出品されるそう。
   
  ▼詳しくは二条城のホームページで。
  http://www.city.kyoto.jp/bunshi/nijojo/page051.html



 ■石田大成社ホール 注目作家の作品展を開催します。

  老舗モールの運営元、石田大成社本社ビル三階で、注目作家の作品展を開催。

   【 直海 かおり展 】
      日本画の画材を使って抽象表現する、淡い世界。

      開催期間:2003年9月19日(金)~ 9月29日(月)
      場 所 :石田大成社ホール
      アクセス:市バス「堀川丸太町」「府庁前」下車徒歩3分
           地下鉄烏丸線「丸太町」2番出口西へ徒歩10分


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 4.「マルタの女」 老舗の隠れたイッピンを発掘します。
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By 丸太町子

               第一話 
        絹の宝石を捜せ!~京繍ショールをまとう女~


 あたくし、丸太町子(まるたまちこ)と申します。老舗モール評論家として、
 今回からこのメールマガジンに寄稿することに相成りました。
 京都の老舗は奥深きこと谷間のごとく。そこには、まだまだ皆様がご存じない、
 隠れた逸品が眠っているのでございます。谷間に咲く一輪の百合を見つけるように
 華麗に、あたくしが逸品を見つけてさしあげましょう。
 
 では、しばしお付き合いのほどを。


    夏過ぎて 都の空は高くして 誰を想うか 町子がひとり


 これから秋が深まってゆきます。秋が深まると同時に恋心が深まる女性も多いこと
 でしょう。そんな女性のために、あたくしが今回発掘したのは「京繍ショール」。
 細やかな刺繍が施された美しいショールですが、どこにでもある代物じゃあござい
 ません。これをお作りになったのは、創業百年以上、京繍の技を受け継いできた
 「アトリエけい子」さん。
 けい子というのは先代のお名前で、代々女性が継がれています。
 ところで、「京繍」とは一般に耳慣れない名称ですがご存知でしたか?
 これで「きょうぬい」と呼ぶのですが、京都で受け継がれた刺繍のことをいいます。
 刺繍といえば、かえって「フランス刺繍」を思い浮かべる方がいらっしゃるかも
 しれませんが、どっこい、京繍を知らずして刺繍のことは語れません。
 では、これからあたくしが、京繍の神秘の世界へあなたをいざないましょう。

 <神秘その1>色使いが超繊細
 例えば、紅葉の図柄があったとしましょう。一枚の紅葉を刺繍するのにフランス
 刺繍では一色使うのがせいぜいでしょう。ところが、京繍ではこの一枚に何色もの
 色を使います。緑、黄緑、黄、橙、紅…。緑から紅にかけて何色も使うことで紅葉
 してゆくさまを表現するのです。どうです、この繊細さ。
 たった一枚に、「秋」を表現してしまうなんて、この感性、あなどれません!
 
 <神秘その2>一本が髪の毛よりも細い
 京繍で使われる平糸は、十二本どり。一本はなんと髪の毛よりも細いのです!
 最後、刺繍された糸がほつれないようにと、その上から斜めにスッと一本で繍い押
 さえて仕上げるそうですが、これはもう匠の極みですね。

 <神秘その3>絹の光沢が美しい
 京繍で使われる糸はすべて絹糸。絹だから光沢が美しいのです。
 京繍というのは主に着物に施されてきたのですが、着る人の動きに沿って布が動く
 たびに、刺繍が光の反射で艶やかに輝きます。
 京繍が「絹の宝石」と呼ばれるのはこのことゆえ。

 以上、まだまだ京繍の魅力は尽きませんが、京繍というのは前述したようにこれま
 では着物や帯の装飾として施されてきたものでした。ですから着物に縁のない方は
 京繍についても知る由もなし。そこで、アトリエけい子さんが「京繍の魅力をもっ
 と知ってもらいたい」という思いで幾つか商品開発されました。
 「京繍ショール」はその中の一つだったというわけです。
 秋の木の葉を散らした「吹き寄せ」という紋様を刺繍した、雅やかでシックな
 「京繍ショール」。ショールをまとったあなたは、微かに動くたびに輝く
 「絹の宝石」にうっとりすることでしょう。それはあなただけではない。
 あなたのそばにいる人も見惚れるにちがいありません。
 
 恋心が深まる女性にお勧めした理由はここにあるかしら?

  
 第一回「マルタの女」。お付き合いくださってありがとうございました。
 次回はもまた、老舗のイッピンを探しにベッピンの町子が京都を駆け抜けます!


 
 ■協力:京繍の老舗「アトリエけい子」 http://www.shinise.ne.jp/atkeiko

      ▽きょうのイッピン 「京繍ショール」▽
 http://shinise.ne.jp/options/shinise/pa_goods.asp?temp_id=693&shp=33
    ※紅葉の刺繍は文中の色使いとは異なります。ご了承ください。

 ■「アトリエけい子」では、京繍を実際に体験できます!!
    ↓↓体験の模様は、こちらから。↓↓
  http://www.j-kyoto.ne.jp/j_kyoto/taiken/05.html
              (提供:情報誌「京都」)

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        ~京都から日本をみつめる~  
           情報誌「京都」 

     http://www.j-kyoto.ne.jp/j_kyoto/index.html

     創刊12年、真の京都情報をお伝えいたします。


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 4.あとがき
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                              By テラシマアヤ

 新しいメールマガジン、いかがでしたでしょうか?
 これから月2回、ますますパワーアップしてお届けいたします。お楽しみに。

  ・    ・    ・    ・    ・    ・    ・

 季節は、秋。そう秋ですね。
 近所の中華料理屋の張り紙が、先週変わりました。

 「冷やし中華、まだやってます。」
 

 ああ、秋ですね。

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★スタッフ紹介★

☆テラシマ アヤ  
 ちょうど去年の今頃、ちらっとメルマガに登場したことがある、テラシマ。
 京都をこよなく愛する大阪人。笑いの為なら犠牲を惜しまぬお調子者。
 阪神優勝でうかれっ調子な今日この頃、思わず琵琶湖にダイブ!!
 ちょっと、テンション高すぎたか!
 夕暮れ時、秋風に吹かれちょっぴり切なくなる、そんな2○歳、初秋。
 
☆ニシムラ チエ  
 受け入れ100%の気のいいお姉さん、二代目ニシムラ。
 癒し系オーラに男性諸君の視線が熱い!
 しかーし!実はかなりのオッサンキャラなのである。
 華の2○歳の誕生日を迎えた、おとめ座の夢見る乙女なのであります。
 

☆丸太町子 マルタマチコ  「老舗モール評論家」
 京都の老舗を取材すること500軒。老舗の逸品のことなら、町子に聞け!
 するどい審美眼で、老舗モールの逸品を発掘します。
 趣味:ネタくり


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           ■ 老舗モール事務局 ■

          企画・運営 株式会社 石田大成社
        〒604-0087 京都市中京区丸太町通小川西入
          Tel 075-211-9151
           http://www.shinise.ne.jp/
   発行責任者:寺島 亜耶
            mail: mag@shinise.ne.jp

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