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こだわりの違い。

振袖。

先週末の京都には、振袖女子がちらりほらり。
やっぱりお着物姿の女子は可愛い。

絞りもステキだし、
おばあちゃまから受け継ぎました的な渋めの色合いもステキ。

　いいな、いいな、うらやましいな。
　私も着たいな。

そんな風に思いながら、
行き交う女子たちを眺めていた先週末。
美しいお着物とそれを身にまとう女子たちの可愛さに
すっかり癒されたタナカでございます。

皆様はいかがお過ごしでしたか？

しかし、いくつになっても女子は着物がお好きなようで。
タナカの祖母も、
全く予定のないタナカの結婚式に着る着物を
いまから準備しているご様子…。
おばあちゃん、いつの日かその着物が着れるよう長生きしておくれ…。
　　　　　　　　　　　（↑タナカが嫁に行かないのは祖母孝行なはず…）

そんなタナカも数年前の成人式には、
白地に桜模様のお着物を着させてもらいました。

思い返せば成人式の少し前から世の女子の間では
「振袖、何色？」との会話が繰り広げられ、
髪型どうしようとか、爪はどうしようとか何だか落ち着かずそわそわそわ。

その上、着物の色が友達とかぶっていることを知ってしまった日には、
「やっちまったなー」などと思いながらも、
まさか今更別の振袖を用意するわけにもいかず、
当日を悶々とした思いでむかえたものでした。

しかし当日、いざその友達と会ってみると更にビックリ。
確かに地の色は似たような色なのですが、
その雰囲気は随分と違って感じられるのです。

柄が違うだけでこんなにも違って見えるとは…。
すごい！
着物って摩訶不思議！！

そんなことを思ったタナカ、ハタチの思い出（早生まれなので正確にはまだ19歳）。

そしてそんなハタチの思い出から早数年。
オトナになったタナカはある時、同じようなことを思います。

「あれ。地は同じなのに、どうしてこうも味わいが違うの？」

そう。それが京都のお漬物。
使っている素材はもちろん、何なら商品名まで同じなのに、
どうしたことでしょう。
お店によってその味わいは全く異なるのです。

たとえばすぐき。
その酸味はマイルドな味もあれば、
乳酸発酵感を存分に感じさせる味もあります。
そして不思議とどれもおいしいのです。

その味の違いはつまり、お店の「こだわり」。

こだわりの違いが味の違いになるというわけですねー。
こだわりってすごい。

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