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※この特集ページに記載の価格は2014年3月時点の情報です。正しい金額は各商品ページにてご確認ください。

釜師 吉羽與兵衛

柳地紋筒釜

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柳地紋筒釜 柳地紋筒釜
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釜肌の風合いに感じる 職人の研ぎ澄まされた五感

茶の湯の歴史が始まって以来、茶釜はお茶を美味しく点てるため道具として大切にされてきました。茶会を行うことを“釜を掛ける”という言い方があるほどで、重厚で美しい佇まいは主役級の存在感です。

釜は鉄の鋳物です。砂を固めて作った鋳型に、地紋を押し、肌打ちを行います。“肌打ち”とは、鋳型の表面に粘土を打ち付け、小さな凸凹を形成する作業。作家によって特徴があり、細部まで釜肌を見るとそれが誰の作かがわかるという、いわば作家のサインのようなものです。この肌打ちで釜肌の風合いを表現してから、“湯”とよばれる溶解した鉄を流し込み、冷却・乾燥して完成させます。

吉羽與兵衛では、現代においても古式に則った方法で釜作りに取り組んでいます。ひとつの釜を作るのに、何十という工程がありますが、そのひとつひとつを丁寧に手作業で行っています。炭で火を熾して鉄を溶かし、火加減、鉄の配分、焼加減等は、全て手と目の感覚のみを頼りにしています。この微妙な匙加減から生まれる繊細な釜肌、優美な形は、手作りならではのもの。多くの茶人を魅了しています。

この作品は、姥口筒の形で、表側には柳の地紋が施され、裏側は枝垂れ柳の先端だけが描かれています。蓋は唐金でできており、撮みは梅の形をしています。磨きこむほどに表情が深まる茶釜は、茶人のこだわりを伝える鉄の芸術品です。

<商品情報>
■ 商品名/柳地紋筒釜
■ 価格/1,600,000円(税込)
■ サイズ/直径16.2cm×高さ21.5cm

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砂張鶴首花入

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砂張(銅と錫の合金)の鋳物で、古くからある鶴首の形。
底は桃尻になっています。
砂張特有の結晶が綺麗に出ている作品です。

<商品情報>
■ 商品名/砂張鶴首花入
■ 価格/450,000円(税込)
■ サイズ/直径9.5cm×高さ28.7cm

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砂張鶴首花入

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手桶に見立てた花入。唐金鋳造した本体に、鍛造した南鐐(銀)で手と箍を作っています。黒味のある唐金に銀を加えた、今までにない作品です。

<商品情報>
■ 商品名/唐金手桶花入
■ 価格/400,000円(税込)
■ サイズ/9.6cm×7.4 cm×高さ22cm

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釜師 吉羽與兵衛 釜師 吉羽與兵衛

初代 羽與兵衛は、明治28年(1895年)に生まれ、千家十職の大西家十三代・浄長に弟子入りし「釜師與兵衛」 の称号を受け、別家を許されています。
現在の当主は平成20年(2008年)に三代・與兵衛を襲名しました。 京釜の歴史を守りながらも、独自の感性で作品を作り続けています。 京釜には作者の銘が入らないのが通常です。しかし優れた職人は、独自の「肌」=釜の表面の風合い の仕上げ方を持っており、その個性や美しさで誰が作ったかが一目瞭然となります。 三代・ 羽與兵衛の作品は理知的で美しい肌が印象的。 伝統美を生かしながらも、どこか現代的な雰囲気を醸し出しています。

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