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※この特集ページに記載の価格は2014年3月時点の情報です。正しい金額は各商品ページにてご確認ください。

御舞扇司 本家 福井十松屋
能楽用中啓 花の丸
一扇ぎに無限の情景を託す 役者の心を代弁する能扇

能の扇には大きく分けて、閉じた時に先が銀杏の葉状に広がる「中啓(ちゅうけい)」と、先が窄まる「鎮扇(しずめおうぎ)」とがあり、本品は、総て職人の手作業により制作された、中啓。主として主役が扱うもので、中ほどから末広がりに啓く(ひらく)という意味で「末広がり」とも呼ばれます。扇の彩色に用いられているのは、鉱石などを用いて作られる、貴重な岩絵の具。本金地に、幾何学模様と四季の花の丸模様が不思議な調和をもって交差し、舞台に劣らぬ艶やかな存在感を醸し出します。能は幽玄の世界を表現し、そのため非常に抽象的で、観客に想像を求める芸能です。演者は扇の動きによって様々な演技を要求されるため、一見観客の目の届かない扇にも、非常に細やかで端正な文様が描かれるのです。無数の世界と情景を表現し、人の目を惹き付けてやまない最高級の能楽用扇は、伝統工芸品としての価値も非常に高い逸品です。

<商品情報>
■ 商品名/能楽用中啓 花の丸
■ 価格/157,500円 (税込)
■ サイズ/1尺1寸5分(約35cm)
■ 備考/桐箱入

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御舞扇司 本家 福井十松屋 御舞扇司 本家 福井十松屋

宝永年間(1704~10)創業。文化年間の頃から能楽の扇に携わり、現在は金剛、観世、金春、宝生、喜多の五流に用いる中啓、鎮扇を主に手掛ける舞扇司です。現在17代目を務める十松屋主人は、扇のプロデューサ-として、能楽の曲目とお客様の好みから図案を考案。職人の手によって工程を重ねられた扇に最後の仕上げを施し、世に送り出しています。能楽用の扇は流派や曲によって決まりがあるため、十松屋が積み重ねたノウハウと資料が、京都に息づく伝統の継承に深く貢献しています。

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