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彫金 山本英顕

1)高肉彫色絵本象嵌 菖蒲之図・黄銅「香炉」
1)高肉彫色絵本象嵌 菖蒲之図・黄銅「香炉」
7.3cm×7.3cm×9cm/630,000円(桐箱付き)
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熟練の技が光る、金工細工の極み

彫金とは、金属に鏨(たがね)で模様を彫ったり、金属を打ち込んだりして装飾する技法です。日本における彫金技法は、弥生時代に大陸から伝播されました。室町時代に装剣金工の隆盛とともに急速に発達。明治初期には、廃刀令により一時衰退するものの、美術工芸品・華道・香道用品・置物・装身具への加飾として活路を開き、今日まで精緻で洗練された技法の数々が伝えられています。

数ある技法の中でも特に高度なのが、室町時代の名工・後藤祐乗が創案した「高肉彫色絵本象嵌」(たかにくぼりいろえほんぞうがん)。

これは、様々な金属の合金によって色彩のバリエーションを出す「色絵象嵌」と、象嵌する文様部分を盛り上げボリューム感を出す「高肉象嵌」の2つの技法を併せもつもの。金属の微妙な色合いと立体的な文様が、深みのある独特の世界を創り出します。金属の性質を知り尽くした者にしか成し得ない、まさに熟練の手技が要求される技法として、欧米からも高い評価を得ています。

その技法を家伝として受け継いでいるのが山本金属工芸5代目の山本英顕氏。独創性あふれる作品を次々と生み出し、2000年には京都府の伝統産業優秀技術者表彰(京の名工)を受賞。家伝である「高肉彫色絵本象嵌」を後世へと伝える貴重な担い手として、日々創作活動に取り組まれています。

山本家家伝「高肉彫色絵本象嵌」歴代作品

山本英顕

山本英顕(やまもとひであき)
昭和12年生まれ。
父である山本顕保氏(四代目)のもとで彫金を学ぶ。
家伝である「高肉彫色絵本象嵌」を修得する。昭和38年、日展「結象」にて初入選。
39年に京展「青樹」・40年に京展「流象」にて連続で市長賞を受賞し、以後、京展には出品依嘱となる。54年、日本新工芸展初入選、58~59年、「京都の金工」米国巡回展出品。平成12年、京都府の伝統産業優秀技術者表彰受賞。
現在は、自らの創作活動のかたわら、若者への技術継承活動も行っている。

 2)純銀・唐草・鳳凰浮彫「器」
2)純銀・唐草・鳳凰浮彫「器」
14cm×14cm×4cm
220,500円(桐箱付き)

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3)銀・フクロウ「伏香炉」
3)銀・フクロウ「伏香炉」
10.3cm×10.3cm×8.6cm
415,000円(桐箱付き)
※フクロウの下皿は香立て。
香をたくと、フクロウの背後に開けた穴より、さりげなく香りがたちます

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4)純銀水滴「ひよこ」(写真:右)
4)純銀水滴「ひよこ」(写真:右)
3.5cm×2.5cm×2.7cm
52,500円(紙箱付き)
5)純銀水滴「小鳩」(写真:左)
5.8cm×3.2cm×3.5cm
63,000円(紙箱付き)

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