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石工芸 西村金造・大造

1)創作八角型石灯呂(宝殿黄龍石)
1)創作八角型石灯呂(宝殿黄龍石)
高さ6尺1寸(約188cm)/7,800,000円
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風化してさびてゆく、手彫りの趣

京都には比叡山麓や北白川の一帯から良質の花崗岩が産出したため、古くから採石や石塔づくりが盛んに行われていました。平安建都で大内裏の造営に石の工作が大いに求められたことは遺構を見ても明らかです。その後、仏教の隆盛に伴って古代から宗教的イメージをもつ石が重用され、石工技術が著しく発達しました。特に鎌倉時代の石造品からは、卓抜した技術・技法と鋭い美的感覚をうかがい知ることができます。また桃山時代以降、茶道の影響も大きく、茶人は古くから残る石造美術品に「わびさび」をくみとり、その写しも茶庭に設置されました。石工芸の伝統は京都の洗練された文化で磨かれてきたのです。

その第一人者として活躍するのが、西村金造氏と長男の大造氏。昭和の高度経済成長で多くが機械化されていく中、京都で唯一手彫りだけで石燈籠などを制作しています。「石は千年後も残るもんやから、作り手がそれだけ責任をもって仕事せなあかん」と金造氏。そんな西村親子の工房には全国から注文が寄せられます。地震が起きても倒れないよう配慮したつくりと端正なデザイン。その作品群は、過去の膨大な遺品を参考に日々創意工夫を重ねて生みだされたものです。そして何より手彫りの石燈籠は、風雨にさらされると次第に苔むして味わいを増します。石工芸というのは、千年後を見越した究極の工芸といえるでしょう。

西村金造・大造

西村金造(にしむらきんぞう/写真左)大造(たいぞう/写真右)<西村石灯呂店>
西村金造氏は昭和13年生まれ。19歳より石工の修業に入り、彫刻家イサム・ノグチの石造作品にも携わる。昭和57年、伝統工芸士に認定される。古代型石燈籠など石造美術品の復元をはじめ、創作物も数多く制作。作品は全国の名所に収められる。
長男の大造氏は昭和39年生まれ。京都芸術短期大学造園学科卒業。在学中には造園関係の友人たちと親交を深めた。以後は家業を伝習し、平成9年には伝統工芸士に認定される。金造氏が指揮するもと、京都迎賓館の石造工芸全般を手がけた。

 2)創作 あかり(北木島白石使用)
2)創作 あかり(北木島白石使用)
高さ7寸(約22cm)
700,000円

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3)護磨炉型蹲踞(宝殿黄龍石使用)
3)護磨炉型蹲踞(宝殿黄龍石使用)
高さ1尺5分(約32cm)
1,050,000円

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4)創作五角置灯呂(白石島錆石使用)
4)創作五角置灯呂(白石島錆石使用)
高さ1尺5寸(約45cm)
750,000円

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