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嵯峨面 藤原孚石

1)不動明王面(赤)
1)不動明王面(赤)
20cm×15cm/8,400円
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愛嬌ある表情に、にじみでる味わい

京都の嵯峨釈迦堂(清涼寺)で古くから大念仏狂言が行われています。この大念仏狂言で使われる面を模して作られたのが、嵯峨面です。江戸時代以降、厄除けや魔除けとして寺社の門前等で販売されていましたが、昭和初期の戦時中に完全に途絶えてしまいました。そんな嵯峨面を惜しんで復興したのが、初代孚石。わずかに残る文献を頼りに制作法を調べ、一つ一つ出来た面を知人に差し上げていたところ、それが評判を呼びました。

学生時代から初代の父のもとで面作りを手伝ってきたという藤原孚石氏。オリジナルの嵯峨面を次々創作し、種類も30種近くに増えました。制作は「張り子」といわれる手法で、明治時代の和紙を使います。「それ以降のものは紙にコシがないので、しっかりとした面ができない」と藤原氏。このため、明治までの古書をさばいて面型に張り込んで作ります。鬼や天狗の面には漢詩や歴史書を使い、稚児やお多福などにはかな文字の多いものを用いるといった凝りよう。また、本業の日本画で磨かれた見事な彩色の筆さばきによって、豊かな表情が描かれます。素朴な面ながら、作者の細やかな心遣いが反映された味わい深い逸品です。

藤原孚石

藤原孚石(ふじわらふせき)
昭和17年生まれ。
学生時代から父のもとで嵯峨面を作り始める。京都市立美術大学日本画科卒業後、「藤原敏行」の名で日本画家として活躍。各地で個展を開催する傍ら、嵯峨面の二代目孚石を継承。父のアドバイスは「おまえはおまえの面を作れ」の一言。以来、試行錯誤を重ねて、味のある表情の面を数々創作する。

2)福ゑびす面
2)福ゑびす面
19cm×16cm
8,400円

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3)稚児面
3)稚児面
14.5cm×13.5cm
8,400円

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4)カッパ面
4)カッパ面
18cm×14.5cm
8,400円

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