表紙は約120年前に着物の図案を描く職人の参考本として刊行された神坂雪佳『染色圖案 海路』。
その中から2柄を選び、新たに版木をおこし、配色をポップカラーに。
一冊一冊手作業で粘葉装(でっちょうそう)風(1枚の紙を2つ折りし、そのノド部分に糊をつけ重ねていく製本方法)に仕立てました。
粘葉装風に仕立てたので、フラットに開いて書きやすくなっています。また特に左綴じ、右綴じを決めていないため、左右好みに合わせて使用することができます。