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後世にまで。

はつ雪。

京都でもようやく降ってまいりました。
ビルも車も、頭の上がまっしろに。

その姿をみると、
昔祖母が良く作ってくれた「あわ雪」という和菓子を思い出すタナカでございます。

皆様ははつ雪の日、いかがお過ごしでしたでしょうか。

はつ雪もいつしか時雨に変わり、
道路の雪が水たまりに変わるころ。
車を運転していたタナカの目に飛び込んできたのは、
虹を引き連れて走るタクシーの姿でした。

タクシーの後ろから小さな虹がついていくその姿は、
まるで排気口から虹を生み出しているかのよう。

排気ガスの代わりに虹をはき出す車があれば、
人も地球もきっと明るい気持ちになれるはず…などと思ってみたり。
だれか発明してくれないものでしょうか。

そんな愛くるしい車だったら、
偉大なる発明としてきっと後世まで、受け継がれていくことでしょう。

後世にまでに受け継がれる偉大なる発明といえば、
大藤さんの千枚漬。

今やはつ雪の頃にぴったりな京の冬の代名詞となっていますが、
その始まりは、
大藤さんの初代である大黒屋藤三郎さんによるものだとされています。

時は慶応元年、幕末の動乱期。
京都御所の大膳寮で料理方を勤めていた藤三郎さんは、
聖護院かぶらを使った珍しい漬物を作ることを思いついたのだとか。

白い聖護院かぶらは、御所の白砂。
壬生菜の緑は、お庭の松。
黒い昆布は、庭石。

といった具合に、千枚漬で御所の瑞兆を表現し、
その味わいの新鮮さも相まって宮中の人々から大変な人気を集めたのだとか。

そして、この偉大なる発明は、
その後市井の人々の間でも広がり、受け継がれ、そして今日では、
「京の冬の代名詞」となったのです。

そんな千枚漬も今年でなんと150回目。
つまりは、大藤さんも150回目の冬をむかえられています。

そんな偉大なる発明の節目を記念して。
今回はお漬物頒布会も特別編！！

その名も、千枚漬本家「大藤」の頒布会。

つまりは、
冬から初夏にかけて大藤さんの旬の味を存分にお楽しみいただける
大藤さんづくしの頒布会でございます。

2、3月は「千枚漬」もお楽しみいただけますよ！！

千枚漬本家「大藤」の頒布会　お申込みはこちらから↓↓

タナカのおすすめは、
千枚漬はもちろん、見た目からして愛らしい「京おちょぼ」です！！

レインボー。

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