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映し出す表情。

雨水。

あまみず　ではなく　うすい。

空から降る雪も気が付けば雨に変わり、
また氷も解けて水になるころを二十四節気でそう呼ぶのだとか。

雨水（うすい）。
すこーしずつ暖かくなってくる季節の移り変わりが目に浮かぶようです。

それでもまだまだ随分と冷え込むのが京のまち。
皆様、いかがお過ごしですか？

夢に出てきた白蛇効果もむなしく、
バレンタインどころか、
浮かれて購入した宝くじも見事に全滅だったタナカでございます。

たかが数字の羅列、されど数字の羅列…。
数字の組み合わせ恐るべし…。
なんとも奥が深いのでございます。

奥が深いといえば、
先日、工芸菓子の展示会にお邪魔してきました。
そこには、見事に再現された花鳥風月の世界が。
美しい…美しすぎる…。

とにかく本物かと見まごうばかりに繊細で美しく、
お菓子で出来ているなんて到底思えませんでした。
しかも不思議と本物よりも色っぽくすら感じられるのです。

食べて美味しく、愛でて美しく。
和菓子の世界って、本当に奥が深い！

でも、タナカがもっと驚かされたのは、会場にいた和菓子職人さんたちのその表情。
皆様、びっくりするほど穏やかなのです。
なんでしょう。
見ているこっちが笑顔になるほどのやわらかな微笑み。

でも考えてみたら、こんなにも美しいものを生み出す方々ってのは、
そりゃこころも当然美しくそして穏やかですわな。
心は顔に表れ、そしてもちろん生み出すものにも反映されるハズ。

タナカもそんな風にありたいものです。
気付かぬうちにひねくれ文章で、ひねくれ顔になっていたらどうしよう…。

そんなことを思いながら老舗モールを見ていたら、
目に留まったのが「清水焼」。
ひとくちに「清水焼」といっても、質感や色彩などその表情は本当に様々。
一体、作家さんはどんな表情をしながらこの作品を生み出したんだろう…
などと想像するのがタナカのひそかな楽しみになっております。

中でも一番気になるのが、こちらのおこぜ箸置。

なんでおこぜなんだろうとか、
どうしてこんなにおもろい顔をしてるんだろうとか、
なんかもう気になることばかりでございます。

そんな個性溢れる清水焼ばかりを集めました。

特集「清水焼」はこちらから↓↓

ステキな清水焼のお皿に和菓子をのせていただけば、
美味しさ3割増なはず。

清水焼のお皿にのせたい。

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