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美しき縄。

あぁ、鱧が食べたい。

そんな言葉がふと頭をよぎる、7月の夕方。

「シャッシャッシャ」という独特な骨切りの音がなんとも心地よく。
いつかは鱧の骨切りをしてみたいタナカでございます。

だって、「鱧落とし」なんてまるで真っ白なお花のよう。
あの一見恐ろしいお顔の魚にどんな魔法をかけたら、
こうも華やかになるのか不思議で仕方がないのです。

あぁ、鱧落としを
梅でちょっぴりおめかしさせていただきたい！！
そんな、憧れのお魚に思いを馳せるこの頃。

皆様はいかがお過ごしですか？

鱧と聞いて思い出すのはやっぱり、京都では鱧祭こと祇園祭。
ふと見渡せば、いつの間にやら鉾立てが始まっておりました。

巡行や宵山でそびえ立つ山鉾をみるのも好きですが、
鉾を立てるその工程をみるのが一番すきな私。

職人さんたちが縄で木材を
ギュギュっと固定していく姿がなんともかっこよく、
ずっと見続けていてもまったく見飽きません。

キレイに巻かれたその縄の美しさたるや、まさに圧巻！！
縄だけでこうもしっかり鉾が立つものかと、
毎年のことながら感心してしまいます。

華やかな巡行や宵山もいいけれど、
こういった職人の技を間近で見学できるのも、
祇園祭ならではの魅力。

そして、その鉾を立てる男前たちの姿はもっと魅力的！！
ココロオドル私タナカ、なんかもう、元気出ます！！！

ありがとぉーーーー祇園祭ぃーーーーー！！！（←アーティストのライブ風）

というわけで、
タナカは今の夏も、鉾立ての男前たちに元気をいただいております。

でも、鉾立ての男前たちをお目にかかれない皆様にも、
是非是非この夏を、元気に過ごしていただきたい！！

そんな思いを込めて。

特集「京都の逸品で夏を元気に！」はこちらから↓↓

見かけはクールなくせに、小骨が多くなんとなくひとすじ縄ではいかず…。
けれどもそれがなんともクセになる鱧。

対して、
絶妙に油が乗っていて、見るからに男らしい。
でも（ご飯を）そっと包み込む包容力はある鰻。

さて、この鱧と鰻。
もし人間だったらモテるのはどちらでしょうか？

鱧のうまみ。

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