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七夕の願い。

文の月。

七夕に願いを込めて短冊を書く風習から
7月は「文月」と呼ばれるようになったんだそう。

「織姫と彦星が出会えますように」

…なんて、呑気に他人の恋愛成就を願っていた幼き日の私。
今からでも過去の自分に、
説教でもしてやりたい、独身女子・タナカでございます。

皆様は、七夕に何を願いますか？

タナカはもちろん、
「タナカが彦星と出会えますように」はい、コレで決定！！

でも、七夕の願いって一体誰が叶えてくれるの？

と、そんなことがふと気になり調べてみたら、
叶えてくれるのはなんと、織姫様なんだとか。
皆様、ご存じでしたか？

じゃあ他に誰が叶えてくれると思っていたの？と聞かれると、
確かに誰だろう…と考え込んでしまいますが、
かといって織姫様だとも思っていなかった私。
それなりに衝撃でした。

でも、もっと衝撃だったのは、
織姫様が叶えてくれる願いには制限があるのだということ。

織姫様が叶えてくれる願いは、本来たった2つだけ。
それも、「字が上手になること」と
「手仕事が上手になること」だけなんだとか。

な、な、なんてことっっ！！
織姫様、ニッチすぎませんか！？！？

これまでタナカが願ってきたことは一体なんだったのでしょう…。
幼き頃なんて、律儀に（？）織姫様と彦星さんの逢瀬を願って差し上げていたのに。

でも、確かに、
織姫様と彦星さんなんて、想い人にも自由に逢えない状況なのに、
それこそ他人の恋愛成就を願っている場合じゃないですよね…。

ならば織姫様に頼らず、直接神様にお願いしに行こう！！

というわけで私タナカ、またもはるばると行って参りました。
今回の散策スポットは、歴史とお酒の街・伏見エリア。
男前・龍馬さんや大好物のお酒にも吸い寄せられつつ、
もちろんしっかりとお祈りしてきましたよ！

　カミサマ　ドウカ　タナカガ　シアワセニ　ナレマスヨウニ。

第5回　よりみち 古都みち さんぽみち〜伏見エリア編〜はこちらから↓↓

ちなみに、七夕に降る雨は「洒涙雨」（さいるいう）というそう。
逢うことが出来なかったふたりの悲しみの涙の雨、といったところでしょうか。

…ちょっぴり切ない、七夕の雨。

笹の葉さらさら。

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