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黒豹のヒョウ柄。

恋文の日。

本日5月23日の記念日です。
523のゴロ合わせと、
浅田次郎原作の映画「ラブ・レター」の公開を記念してだそうですが、
同じ浅田次郎原作なら、
やっぱり健さんの「鉄道員」が好きなタナカでございます。

広末、かわいかったなー。

でも、恋文ときくと思い出すのは、
やっぱり岩井俊二監督の「Love Letter」。
90年代の名作でございます。

　　お元気ですかー？

との名台詞もタナカが言うと、猪木風に聞こえるのはなぜだろう…。

そんな疑問を抱えつつ、最近のお気に入り、
「南海の黒豹」ことレイ・セフォーのフィギュアと見つめあうこの頃。
皆様は、いかがお過ごしですか？

黒豹といえば、豹の突然変異によって生まれる、稀な存在。
ただの豹でもかっこいいのに、
美しい黒い毛並の豹だなんて、なんかもうかっこ過ぎるっ！！
もし人間だったならきっとクールで艶やかな、そう、西島秀俊みたいな
ミステリアス系イケメンなんだろうなー。

でも。
豹ときくと真っ先に連想するのは、
あのギャルにもおばちゃんにも愛されるあの「ヒョウ柄」ですが、
黒豹の「ヒョウ柄」って…一体どうなるの！？

と、私タナカ、気になって調べてみたら。
安心しました。一見真っ黒な黒豹さんにも、きちんと「ヒョウ柄」があるんだとか。

文明の利器を用い、「黒豹　ヒョウ柄」のキーワードで画像を検索するタナカ。
すると、ありました！ありました！
よーく目を凝らすと、
真っ黒な美しい毛並の中に、これまた真っ黒なヒョウ柄が！
美しい！美しすぎるぞ、黒豹っ！！
よっ！動物界の西島秀俊っ！！

そんな色っぽい豹画像を夢中でみていた私ですが、途中でふと気が付きました。
何かに似ている…と。
そして思い出しました。
それが、象嵌であることを。

正式には象嵌を作る過程のものなのですが、
漆焼きをした一見真っ黒な状態の作品は、
よーくみると象嵌の細工を施した部分だけ、
ほんの少し質感の異なる黒色になっているのです。

その質感の異なるブラック×ブラック具合が、
まさに黒豹とヒョウ柄の関係にそっくりなのです。

しかも、そのあとの工程では、
職人さんの熟練の技という名の魔法で、
「黒豹」が光り輝く「金銀豹」に、まさに大豹変！！

あぁ、美しすぎるその技法。
もっときちんと皆様にお伝えしたい！！

というわけで、
今回の特集では、象嵌のその“わざ”についてご紹介します。

文字通り、象（かたどって）って嵌（は）めるというその技法は、
古くは古代エジプト（！）の宝の中にも見られるんだとか。

象嵌って…本当に奥が深い！！

第4回　老舗の“わざ”　「布目象嵌」編はこちらから↓↓

恋文。

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