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重い足。

師匠も走る、12月。

この走る師匠とは一体どんなお方なのか、、、と、ふと想像してしまうこの頃。
皆様、体調など崩されてはいませんか？

師匠ときくとなぜだか、
茶色い袴姿で黒い出席簿と和綴じノートを小脇に抱えた
漱石顔のおじさまを想像してしまうタナカでございます。

書道の師匠にも水泳の師匠にも学問の師匠にも、
漱石顔の師匠はどこにもいなかったのに不思議です。

漱石といえば、
「肩が凝る」という言葉は漱石によって生み出されたという説が有名ですが、
なにやらこの「肩が凝る」という症状自体が日本特有のものだという噂。

他の国の方は肩が凝らないのーーー！？
うらやましすぎるやんっ！！！！
どうして日本人だけ肩が凝る仕様に！？！？
タナカなんてラーメン食べるだけで肩が凝る気がするのに…。

どうして！？どうして！？どうして！？！？

と、カタカタ震えるほどの衝撃をうけていたら。
どうやら、他の国の方々は、肩が凝らないというわけでは決してなく。
日本でいう「肩こり」の症状を、
肩ではなく首や背中の疾患として捉えていることが多いそうで、
そもそもにして「肩こり」という概念がないのだとか。

「肩こり」という存在を知ってしまったがゆえに感じる「肩こり」。
肩こり、恐るべし。
ちなみに良く似た現象で、
フランスには特有の「重い足」という症状があるそうですが、
「重い足」という響きがやたらとオシャレに聞こえるのはタナカだけでしょうか。

フランスの女性たちが挙って、

「もう、最近足が重たくて…」
『私もなのよ。こないだも急に足が重たくなってきて、
　しかたがないからエッフェル塔の前のカフェで休憩したわ。もちろんワインを飲みながらね』

なんていう会話をしている所を想像すると
日本の肩こりではこうもオシャレな会話にはならないなと思ってしまう私。

病の名前すらオシャレに聞こえるなんて、さすがフランス。
きっと、エッフェル塔の前のカフェもものすごくオシャレなんだろうなー。
いってみたいなーフランス。
…とまだ見ぬフランスに思いを馳せるこの頃。
おしゃれなフランス料理が食べたい！と思いつつ、
現実はフランスパンをかじるだけの毎日です。

でも。お店でいただくフランス料理はそれこそ肩がこってしまいそう。
それに引き替え、おうちで肩の力を抜いて
みんなでおいしくいただける料理といえば…そう、お鍋。

これからの季節は、
家族や友人とおいしいお鍋をいただきながら、
「寒いと肩こりひどくならない！？」なんて会話をするのも楽しいはず。

というわけで。
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おフランス。

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