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初夏のかほり。

ふと気が付けば、
京の街には日傘の女子たちがあっちにも、こっちにも。
5月も中旬。
着々と初夏に近づいて参りました。

道行く女子たちの大敵は、もっぱら紫外線といったご様子ですが、
個人的には紫外線より、にっくきこの体脂肪が大敵。
果たして、紫外線を遮る日傘のごとく、
脂肪の蓄積を遮る小道具はないものでしょうか。

…などとは思いながらも。

“シュプッッ　トクトクトクトク…”

のBGMでお馴染みのビール（ロング缶）が、
もうどうにもとまらないタナカでございます。

ビールで太るのはもうしょうがない！と半分あきらめつつ、
それでも、大好きな豆腐と梅干を味方につけ、
GW中に増やした3キロ分はとりあえず消化。
何か物凄い大仕事をやり遂げた気分になっております。
そしてまたすすむビール。。。

そんな毎日。
皆様、いかがお過ごしですか。

タナカはといいますと、
先日、和菓子屋さんで「若鮎」の貼り紙を目にしました。

私タナカ、この「若鮎」の二文字を目にすると、
もう冷やし中華は始まったのかしら！？と
必ず中華屋さんの存在を思い出してしまいます。
　※ちなみにゴマだれ派の、マヨネーズはかける派です。

そんな夏の風物詩・「若鮎」ですが、
よーく見比べると、お店によって形、表情、焼き加減が
少しずつ異なるのがなんとも愛おしく。
街中で「若鮎」の文字を見つけるたびに、
思わずその姿を確認するのが習慣となってきました。

そんなタナカが最近お気に入りなのが、大極殿さんの若鮎ちゃん。
お気に入りポイントは、その何ともいえない曲線美。

大極殿さんの若鮎の特徴は、
他のお店のものと比べて、ひれの部分などの焼印が少ないこと。
通常は焼印で描く部分を、
調布（生地）を折り曲げて形づくることで表現しているのです。

だからなのか、
多くを語らない、古きよき時代の奥ゆかしい女子といった雰囲気で
なんとも色っぽい。そして艶っぽい。
その上うらやましすぎる、絶妙なくびれ。（←タナカもほしい。）

もし、色っぽさ対決をすることになったら私タナカ、完敗です。

他にも松彌さんには、「若鮎」ならぬ「あまご」ちゃんが存在します。
このあまごちゃん、一見普通の若鮎と見せかけて、
中身は珍しい茶色の黒糖求肥がぎっしり。

見た目と中身にギャップのある、ちょっぴり腹黒い（？）
小悪魔タイプでございます。 こちらもなんとも魅力的。

大人気・和菓子頒布会では、
7月には松彌さんの若鮎とあまごを、
8月には大極殿さんの若鮎をそれぞれ食べ比べていただけます！！

皆様は、奥ゆかしいタイプと小悪魔タイプ、どちらがお好み！？

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どっちも好きなタナカは、
そしてまたくびれと疎遠に…。

初夏のかほり。

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