食欲、さんばい。
冷えますねー。
これ、最近の京都でよく耳にするセリフです。
今度こそコートを仕舞っても平気だと思っていたのに、
またも寒さがぶり返してきたようで。
そんな今週の京都。
皆様、いかがお過ごしですか。
先日コンビニで夜御飯を買ったら、お箸を3膳付けられたタナカでございます。
店員さん…私の一食分のご飯、そんなに量が多かったですか?
しかし、タナカの食欲が旺盛なばっかりに
犠牲になってしまった残り2膳の割り箸…ちょっぴり心が痛みます。
今度からは「お箸は1膳で」と自ら申告しようと思います。はい。
お箸といえば、思い出すのは「天国と地獄の長い箸」の話。
口に食べ物を運ぶことができないほどの長い箸を使って、
ご飯を食べる決まりのある天国と地獄。
天国ではお互いにご飯を食べさせあったので満腹になれたけど、
皆が自分のことしか考えない地獄では、
いつまでたってもうまくご飯が食べれない。
だから人を思いやる心を持ちましょう、という話ですが、
幼き日のタナカ、この話が本当に恐ろしかったのであります。
と、いいますのも、
そんな長い箸を通常の箸みたいに扱えるなんて、
天国の人はあまりにも器用過ぎる…。
…もしかして天国には器用な人しかいけないのかもしれない…。
手先が不器用なタナカはもしや天国にいけない可能性が高いってこと!?
などと、随分と不安になり、
今から地獄にいっても長い箸でご飯を食べられる方法を考えておかなければ…
と、暇さえあればその作戦を考えていたのです。
たとえば、長箸のぼり棒作戦!!
まず食材を刺し箸の状態にし、箸先を上にして地面に立てて固定。
箸をのぼり棒に見立て、箸先までのぼりきったらご飯が食べられるというもの。
(※良い子はマネしてはいけません)
他には、長箸焼き鳥作戦!!
箸を焼き鳥の串に見立て、どんどん食材を刺していき、大きな焼き鳥状態にする。
そうすれば、手元の方まで食材が降りてくるため、
箸先からは食べられなくても、手元の方からであればきっと食べることができる。
(※もちろんこちらも良い子はマネしてはいけません)
他にも長箸滑り台作戦なんていうものもありました。
…これでも当時のタナカ、必死です。
しかし、天国にいく方法ではなく、地獄で生き抜く方法を考える辺りが、
幼きころから変わらぬ、グータラな人間性が現れているような気が…。
でも人間、追い詰められた状況で何ができるか考えることは大切ですから!!!
(…と自分を励ましてみる)
…それでもやっぱり、
周りの人の口元にそっと箸を差し出せる人間でいたいと思います。
そして欲を言えば、差し出してもらえる人間でもいたい。
そう思えば、いつだって家族のためにそっと箸を差し出してくれるお母さん。
お母さんは偉大です。
いつもありがとう。
そんなお母さんに感謝のきもちをこめて。
「母の日」特集
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