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祇園祭で京の夏!

山や鉾の名前と由来

祇園祭の山や鉾には、中国の説話や和漢の故事にまつわるものが多くあります。
「蟷螂(とうろう)山」は、「蟷螂の斧を持って降車のわだちを 防がんと欲す」という中国の詩文にちなんでいます。自分の力をわきまえず、大敵に立ち向かう蟷螂(かまきり)の勇敢さを賞した中国の故事が由来。屋根の上のかまきりはからくりになっておりカマを振り上げて動く姿は、多くの人を魅了しています。「鯉山」は、黄河上流の龍門の滝を登りきった鯉は龍になるという、「登龍門」伝説がモチーフ。左甚五郎(ひだりじんごろう)作といわれる木彫りの鯉と素戔鳴尊(すさのおのみこと)が祭られています。
山鉾の名前の由来をチェックしてみるのも、祇園祭の楽しみ方のひとつですね。

老舗モールで買える鉾と山!これぜ〜んぶミニチュア山鉾です

毎年ひとつずつ揃えるという方も多い、ミニチュア山鉾。
ミニチュアならではの味わいとその可愛らしさが魅力。
山鉾それぞれの特徴を、細かな部分まで見事に再現しています。

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鉾建て・山建て

10日頃になると各山鉾町で鉾建て、山建てが始まります。
どの山鉾も釘1本使わず、すべて「縄がらみ」と呼ばれる伝統の技法で組み立てられます。設計図もなしに手際よく組み立てていくその姿は、まさに職人の技。中でも毎年巡行の先頭をつとめる「長刀鉾」の組み立ては、とりわけ多くの見物客の視線を集めています。組み立ての様子をカメラやビデオにおさめる人、熱心に質問する人、その横を仕事で慌しく通る人など、実に様々。
12日頃から行われる「曳き初め」(山鉾の試し曳き)には、一般の方が参加することも可能です。

祇園祭と夏の味「鱧」

祇園祭は鱧まつり

祇園祭に欠かせないのが「鱧」。
鱧寿司に鱧落とし、そして鱧しゃぶ──京都では祇園祭の訪れとともに、様々な鱧料理が姿をあらわします。祇園祭を別名「鱧祭り」と呼ぶほどですが、それは一体何故なのでしょう。
その答えは、鱧の生命力の強さ。真夏でも海のない京都まで生きたまま運ぶことができたため、祭りの宴には欠かせないものとなりました。このことから「祇園祭には鱧」という文化が根付いたとされています。
ちなみに、鱧を調理する際の「骨きり」という技法は、小骨の多い鱧を食べやすくするため、京都の料理人が考え出したのだとか。祇園祭と「鱧」──骨は切っても習慣は切れません。

祇園祭には「粽」がつきもの!

祇園祭の粽

「粽」とはいっても、食べる粽ではなく厄除け・災難除けのお守りのこと。毎年祇園祭の期間のみ各山鉾や八坂神社で販売され、京都では一年間玄関に飾っておくのが一般的。
その始まりは、八坂神社の祭神・素戔鳴尊(すさのおのみこと)に由来します。旅先で、蘇民将来(そみんしょうらい)に出会った素戔鳴尊は、貧しくとも温かいもてなしに感謝し、「子孫に疫病を免れさせる」と約束。そのための目印として腰につけさせた茅の輪(ちのわ)が、「粽」の起源だとされています。その後、時とともに形を変え現在の束状の粽に。
「常は出ません~今晩限り~」という子どもたちの可愛い売り声は宵山の楽しみの一つ。山鉾によってご利益も異なるので、ご自分にあったものを探されてみては?

  • 祇園祭 粽土鈴

    コロンコロンと、
    やわらかな鈴の音が。

    祇園祭 粽土鈴
    【小刀屋忠兵衛】
  • ちまき

    玄関に飾られるお守りを、
    可愛らしいにおい袋に。

    ちまき
    【ゆりの】
  • 御所人形 小 粽持ち

    お祭りへ駆け出しそうな様子が
    なんとも愛らしい。

    御所人形 小 粽持ち
    【小刀屋忠兵衛】

祇園祭の趣きを一層楽しむ

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