宇治茶

日本に数あるお茶の中でも、特に質が高いとされる宇治茶。豊かな風土や歴史、生産者の厳しい眼が生んだ至高の滴をお愉しみください。

宇治茶とは?

宇治茶の始まりは鎌倉時代。栄西禅師が宋から持ち帰ったお茶の種子を、高山寺の明恵上人が宇治地方に植えたことに起源します。室町時代に入ると足利義満が宇治茶のすばらしさを認め、自ら茶園を開き宇治地方でのお茶の栽培を推奨。このころから宇治地方はお茶の名産地として広く知られるようになりました。

現在、宇治茶といえば「歴史・文化・地理・気象等総合的な見地に鑑み、宇治茶としてともに発展してきた当該産地である京都・奈良・滋賀・三重の四府県産茶で、京都府業者が府内で仕上げ加工したもの」と定義づけられています。他地域産のお茶との大きな違いは、何といってもその透明感ある水色(すいしょく)。この宇治茶独特の美しさの秘密は、「浅蒸し」と呼ばれる製法にあります。摘み取った茶葉の蒸し時間を通常よりも短くすることで、茶葉の繊維が壊れにくくなり、急須で淹れたときに細かな茶葉が混じらず透明感ある滴に仕上がるのです。また味や香りも損なわれにくく、淡い水色ながらも茶葉の持つ豊かな旨みやさわやかな香りを味わうことができます。

美しい水色
茶葉

お茶の種類

玉露
新芽の時に、日光を20日間ほど遮り育てたもの。渋みや苦みが少なく旨みや甘みがたっぷりと感じられます。日光を遮る期間が1週間前後と短いものは「かぶせ茶」と呼ばれます。
煎茶
日本で最も飲まれているのが煎茶。香り高い「釜炒り煎茶」や味の濃い「深蒸し煎茶」など種類は様々です。
抹茶
茶葉から茎や葉脈などを除いた「てん茶」を、出荷直前に石臼で挽いたもの。茶葉の栄養をあますことなくいただけます。
番茶
日本茶の主流から外れたお茶の総称。「川柳」「京番茶」など、地域や製法などにより様々な種類があります。
ほうじ茶
煎茶や番茶などを焙じたもので、香ばしさととすっきりとした味わいが特徴。カフェイン控えめで、お子様でも安心です。

老舗モールにある宇治茶の名店

  • 西出製茶場

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    西出製茶場外観

    京都・宇治田原で古くより茶園を開き、元治元年から茶問屋として創業。茶審査技術五段を持つ茶師がブレンドした茶葉は、産地や生産家それぞれの個性を生かした仕上がりに。茶葉の他にも、茶そばやチョコレートなど宇治抹茶を使った食品を取り扱っています。

  • かねまた谷口

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    かねまた谷口茶畑

    日本緑茶発祥の地・宇治田原で江戸末期より製茶販売業を営む老舗。常に茶農家と二人三脚でお茶作りを手がけ、こだわりの宇治茶を販売しています。また当主は、ホテルやカルチャースクールなどでお茶の淹れ方講座を開き、宇治茶の魅力継承のため尽力しています。

  • 丸久小山園

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    丸久小山園外観

    伊勢神宮をはじめとする寺社や三千家など茶道家元に愛される、元禄年間創業の名門茶舗。茶葉の栽培から製造までを一貫して管理し、職人の目の行き届いた安心で上質なお茶を提供しています。毎年開催される全国茶品評会では、最高位の農林水産大臣賞を数々受賞。

  • 宇治屋

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    宇治屋外観

    創業以来、宇治茶一筋で商売を続ける宇治屋。京都の台所・錦市場に店を構え、店前を通ればお茶のほのかな香りが鼻をくすぐります。店内には贈答用にぴったりな特選品から毎日飲むのに丁度いいお手ごろなお茶まで、実に多彩な種類がそろっています。

  • 中村藤吉本店

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    中村藤吉本店外観

    安政元年(1854)創業。初代が勝海舟から賜った「茶煙永日香」を家訓に掲げ、歴代天皇に御茶献上、茶道家元より茶銘を頂戴し、茶業一筋に商いを続けます。平成21年には、本店・平等院店が「宇治の文化的景観」を形成する建物として重要文化的景観に選定されました。

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