仕上げ砥石の品質の良さは、「速く研げるか」「刃先がいかに精良で鋭利に仕上がるか」「砥石の減りが少なく、平面を維持できるか」の三点で判断されます。この条件を満たし、刃物の能力を最大限に引き出すのが、「純真正本山合砥石」。京都にある、中山礦山という鉱山のみで産出される天然仕上げ砥石で、その品質は天下無双と、古くから絶賛されています。中山礦山採掘の起源は、今から約800年前にまで遡ります。鎌倉時代から室町時代中期までは、天皇家と幕府の御用達砥石として門外不出とされていました。長い歴史の中で、幾多もの名刀を磨き上げてきた、純真正本山合砥石。刃物を砥いだ時に、砥面と刃物が吸い付く様になじみ、力を抜いて刃物を磨きあげることができます。他のどの仕上げ砥石よりも速やかに、切れ味鋭い緻密な刃先を形成する逸品です。
