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梅雨明けと同時に庭で蝉が鳴きだしました。静かだった庭が急に賑やかに、夏らしくなって、やれやれといったところです。祇園祭の前に我が家のお座敷も夏向きに衣替えをしました。家の衣替えですが、梅雨の頃は薄ら寒いような気がして、6月1日の衣替えよりは旧暦に近い梅雨明けの頃を衣替えの時期としています。襖や障子をはずして、葦戸やすだれに替え、畳の上には網代や籐の筵(むしろ)を敷きます。葦戸を通してお座敷に差し込む光はこの季節だけの楽しみです。クーラーの冷たさはありませんが、網代の冷たさ、葦戸の涼やかさは暑い夏だけに味わえる感触です。
葦戸【よしど】 葦の茎を編んだものを張った戸。夏、襖・障子などに代用して日除けなどに用いる。
網代【あじろ】 竹・葦などを薄く削ったものを、斜めまたは縦横に編んだもの。
旬の食べ物はおいしいだけでなく、季節と身体のバランスがとれるように上手に出来ています。うりも夏が盛り。身体の熱を冷ましてくれるといわれています。利尿作用もあり、身体をきれいにしてくれます。おだしでやわらかく煮て、くずをひきます。熱いままでも、冷たくひやしてもおいしいものです。いただくときには、土しょうがを添えて。
青々とした唐辛子は伏見唐辛子と呼ばれ、あまり辛くありません。へたと種を取って油で炒め、甘辛く味付けをします。私はおじゃこととろろ昆布をいれて、唐辛子が柔らかくなるまで、炒め炊きをします。夏の暑い日、白いご飯に、お茶漬けに、と重宝なおかずです。
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